煎茶道東京 透明急須
老舗企業が売り上げにあえいでいたところに、多様な販売チャンネルとマーケティングのノウハウを持つ代理店や、デザイナーを入れたとたん、急に息を吹き返す、ということがたまにありますよね。
それもそのはず、モノ自体が持つ、信頼性などの価値はもともとあったわけですから。
そこからどう売るかということについて、時代についていけずに攻めあぐねていただけなんですね。
と、いうケースの商品を紹介するわけではないんですが、それに似ているなーとぼんやり思ったので、そんな商品を紹介(ややこしいぞ!)。
透明急須って知っていますか?
むむ?ってなりますよね?急須が透明って??みたいな。
煎茶堂東京というところが販売しているんですが、どうやらそもそもはお茶屋さん(ですよね)。
そして、おそらくですが、老舗とかではなく、かなり新進気鋭の企業っぽい(笑。
画期的ですよね、急須なのに透明なんですよ?
でもよく考えたら、透明のガラス製って中の茶葉の様子が見えて結構良くないですか?
え?ガラスじゃないって?
そう、まさかの透明な演出はガラスではなく、特殊な樹脂で出来ているそうな。
これは完全に騙されました!笑
ガラス製の食器を割りガチなうちの嫁さまにはピッタリ!!
そして、やはり画期的ですよね、急須なのに取っ手がないんですよ。
いやいや、取っ手がある意味考えたことあります?
湯で茶を淹れるわけですから、熱くなるから取っ手があるんですよ?
え?特殊加工の厚い樹脂だから熱くならないんだって?
なるほど、それならいいかもしれん!!(収納もしやすいしね、尚良し!)
でもどこ持つのよ?胴回り持つとして、小さい手の人は持ちづらいんじゃない?
いえいえ、意外とコンパクトなので女性の手でもつかめるくらいのちょうどなサイズ感なんです(湯飲み一杯分)。
ほほう。
ちゃんと理由があってそのデザインであり続けた「不変のモノ」に、斬新さを加えた(革命を起こした=現代に置き換えた)にも関わらず、改めて使い勝手の良さを再提案しているわけですね。
結果、急須として問題なし!
注ぎ口もシンプルで洗うのが簡単。
あと、なにやら「氷出し対応」ということも出来るらしく、氷でお茶を淹れて飲むことも提案されているそうな。
この辺はあれですね、なんとなくコーヒーからの発想がありそうな気配ですね。
いいものは・・・イイ!!すんごくイイ!!
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